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(57)【特許請求の範囲】
【請求項1 】
  自動公衆送信を通じて個々のユーザー端末に接続可能なサーバーから情報提供サービス
を提供する方法であって、
当該サーバーは、
  ユーザー端末からユーザーのI D とパスワードの送信を受けて、サーバーに記憶された
当該ユーザーの支払った金額を反映させた保有するポイントを表す数値である当該ユーザ
ーI D に関連付けられて記憶している第1 の変数( 以下、x と言う。) を呼び出し、当該
ユーザー端末に送信し、当該ユーザー端末に表示させる手段と、
ユーザー端末から情報を指定して情報の自動送信指示操作信号を送信可能とする手段と、
ユーザー端末から受信した情報( 以下、情報を発信したユーザーを情報提供ユーザーと言
う。) を自動公衆送信を通じて送信可能な状態で記憶する手段と、
  当該情報に関連付けて当該情報の情報提供ユーザーのI D ( ユーザーが複数の場合を含
む。) と当該情報の対価と情報提供ユーザーに対する報酬率を記憶させる手段と、
  情報提供ユーザーI D に関連付けられた第2 の変数( 以下、y という。) を記憶する手
段を備え、
  更に当該サーバーは、ユーザー端末からの情報の自動送信指示操作信号を受信した場合
に、
  当該サーバーから指示された情報を自動送信するステップと、
  当該情報の対価に相当する数値だけ情報提供の要求のあったユーザーI D に関連付けら
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れたx を減じ( 増加させ) る処理を行なうステップと、
  当該情報の情報提供ユーザーのI D に関連付けられて当該サーバーに記憶されている前
出のx とy に対して当該情報の対価と報酬率を掛け合わせた数値だけそれぞれ増加させ(
減じ) るステップを実行する課金兼仮想報酬支払い動作と、
  情報提供ユーザー端末から換金する数値を指定して換金指示を行なえるようにする手段
と、
  換金指示数値( 以下、z という。) と、x とy をそれぞれ比較する手段を備え、
  情報提供ユーザーが換金指示を行なうと、
  z がx 以下( 以上) でありかつy 以下( 以上) である場合にはx とy からz を差し引く
( 加算する) 演算処理を行う換金ステップを実行するが、z がx を超えた( 未満である)
数値であるか又はy を超えた( 未満である) 数値である場合には換金ステップを中断する
報酬支払い判断動作を行なうことを特徴とする、
自動公衆送信による情報提供サービスに用いる課金兼報酬支払い方法。
【請求項2 】
自動公衆送信を通じて個々のユーザー端末に接続可能なサーバーから情報提供サービスを
提供する方法であって、
  当該サーバーは、
  情報提供ユーザーI D に関連づけて連絡先を記憶する手段と、
  サーバーから自動送信した情報を元にして他の情報提供ユーザーが新たな情報( 以下、
この新たな情報を二次的著作物と言い、この新たな情報の情報提供ユーザーを二次的著作
者と言い、元となった情報を原作品と言い、原作品の情報提供ユーザーを原作者と言う。
) を二次的著作者端末から原作品に関連付けてサーバーに送信可能とする手段と、
  受信した二次的著作物を自動公衆送信を通じて送信可能な状態で記憶する手段と、
  当該情報に関連付けて当該情報の対価と情報提供ユーザーである原作者と二次的著作者
のI D とそれぞれの情報提供ユーザーに対する報酬率を記憶する手段と、
  原作者端末から掲載承認動作信号を発信可能とする手段を備え、
  更に当該サーバーは、二次的著作物を受信した場合に、
  当該二次的著作物を自動送信可能に記憶するステップと、
  当該二次的著作者のI D と原作者のI D ( 原作品に対する情報提供ユーザーI D ) を当
該情報の情報提供ユーザーのI D として記憶するステップと、
  当該二次的著作物をまず原作者のみに対して自動送信可能な状態とするステップと、
  二次的著作物が投稿されたことを、記憶している原作者の連絡先に当該サーバーから自
動的に連絡するステップを実行し、
  当該原作者端末から当該二次的著作物の公開承認信号を受信した場合に、初めて当該二
次的著作物を一般ユーザーに自動送信可能とするステップを実行する、
  二次的著作物の情報提供サービスを提供する方法と、
  請求項1の自動公衆送信による情報提供サービスの課金兼報酬支払い方法を実行するこ
とを特徴とする、
  自動公衆送信による二次的著作物の情報提供サービスの課金兼報酬支払い方法。
【請求項3 】
  サーバーと、自動公衆送信を通じてサーバーに接続可能な個々のユーザー端末とで構成
されたシステムにおいて、
  当該サーバーは、
  ユーザーI D と、それに関連付けてパスワード及び当該ユーザーの支払った金額を反映
させた保有ポイントを表す数値である変数x を記憶する手段と、
  ユーザー端末からI D とパスワードの送信を受けてそのI D に関連付けられて記憶され
たx の数値をユーザー端末に送信し、ユーザー端末画面に表示する手段と、
  ユーザー端末から情報を指定して情報の自動送信指示操作信号を送信可能とする手段と

  情報提供ユーザー端末から情報を受信したときに、当該情報提供ユーザーI D と関連付
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けて当該情報を自動公衆送信を通じて送信可能な状態で記憶する手段と、
  情報提供ユーザー端末から受信した情報に関連付けて当該情報の情報提供ユーザーのI
D と当該情報の対価と情報提供ユーザーに対する報酬率を記憶させる手段と、
  情報提供ユーザーI D に関連付けられたy を記憶する手段と、
  ユーザー端末からの情報に対する自動送信指示操作信号受信時に、指示された情報を当
該ユーザー端末に自動送信する場合に、当該情報に関連付けられて記憶されている対価の
数値だけ当該ユーザーI D に関連付けられたx を減じ( 増加させ) る演算処理を行う情報
提供の課金手段と、
  サーバーに記憶されている情報提供ユーザーから受信した情報を自動送信する時に、同
時に当該情報に関連付けられて記憶されている情報提供ユーザーI D に関連付けられて記
憶されたxとyを、当該情報に関連付けられて記憶された対価の数値と当該情報の対価に対
する報酬率を掛け合わせた数値分それぞれ増加させ( 減じ) る演算処理を行う仮想報酬支
払い手段を備え、
  更に、当該サーバーは、
  情報提供ユーザー端末から換金する数値を指定して換金指示を行なえるようにする手段
と、
  換金指示数値z と、x とy をそれぞれ比較する手段を備え、
  情報提供ユーザーが換金指示を行なうと、z がx 以下( 以上) でありかつy 以下( 以上
) である場合にはx とy からz を差し引く( 加算する) 演算処理を行い換金処理を完了す
るが、z がx を超えた( 未満である) 数値であるか又はy を超えた( 未満である) 数値で
ある場合には換金処理を中断する手段を備えることを特徴とする、
  自動公衆送信による情報の自動送信を利用した情報提供サービスの課金兼報酬支払いシ
ステム。
【請求項4 】
  請求項3 の自動公衆送信による情報提供サービスの課金兼報酬支払いシステムであって

  当該サーバーは、
  複数の情報提供ユーザーが存在する自動送信可能な状態で記憶した情報に関連付けて、
その情報の対価の数値( d ) とともにそれぞれの情報提供ユーザーI D ( U i ) とそれぞ
れの情報提供ユーザーに対する報酬率( P i ) を記憶する手段と、
  ユーザー端末からの当該情報に対する自動送信指示操作信号受信時に、当該情報に関連
付けて記憶されている複数の情報提供ユーザーI D ( U i ) に関連付けられて記憶された
xi とyi を、当該情報に関連付けられて記憶されたそれぞれの対価の数値と当該情報のそ
れぞれの対価( d ) に対する報酬率を掛け合わせた数値分( d × P i ) それぞれ増加させ
( 減じ) る演算処理を行う仮想報酬支払い手段を備えることを特徴とする、
  複数の著作者が存在する情報に対する情報提供サービスの課金兼報酬支払いシステム。
【請求項5 】
  請求項4 の自動公衆送信による複数の著作者が存在する情報に対する情報提供サービス
の課金兼報酬支払いシステムであって、
  当該サーバーは、
  二次的著作者端末から二次的著作物を原作品に関連付けて送信可能とする手段と、
  情報提供ユーザーI D に関連づけて連絡先を記憶する手段と、
  原作者端末から掲載承認動作信号を発信可能とする手段と、
  二次的著作物を受信した場合に、当該二次的著作者のI D と原作者のI D ( 原作品に対
する情報提供ユーザーI D ) を当該情報の情報提供ユーザーI D ( U i ) として記憶する
手段と、
  同じく二次的著作物を受信した場合に、当該二次的著作物を自動送信可能な状態で記憶
する際にまず原作者のみに自動送信可能とする手段と、
  同じく二次的著作物を受信した場合に、二次的著作物が投稿されたことを、記憶してい
る原作者の連絡先に当該サーバーから自動的に連絡する手段と、
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  当該原作者端末から当該二次的著作物の公開承認信号を受信した場合に、初めて当該二
次的著作物を一般ユーザーに自動送信可能とする手段を備えることを特徴とする、
  二次的著作物の自動公衆送信による情報提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
   この発明は、インターネットに代表される自動公衆送信における情報提供サービスに
用いる料金課金システムであり、その使用限度を定められるようにしたものと、同一ユー
ザーに同じ情報を再送信した場合の割引システムを持つものと、ユーザーが情報提供者と
なり情報提供をした場合の報酬支払いシステムを持つものに関する。
【背景技術】
   現在、インターネットを利用した物の販売は良く行なわれるようになり、情報販売と
しても出版物やC D 販売等の物の形での著作物販売のみならず、これらデータを格納する
形のある物の販売ではなく形を持たないデータ情報のみの販売も音楽配信や画像情報等で
良く知られるようになっている。その他、文書ファイルやデータファイルや動画ファイル
やプログラムファイル等の電子配信による情報をユーザーの端末からの指示で自動公衆送
信することも行われている。情報の販売に用いる課金システムとしては、日本特開2 0 0
3 - 3 0 3 2 8 9 が知られている。
   インターネットで公開されている個々のホームページには必ず情報が含まれている。
これらのホームページにアクセスして自分の端末に表示させることは情報をホームページ
サーバーから自動送信させるものである。ホームページには文字情報以外に画像や動画や
音声の情報が添付されており、これらを閲覧したり鑑賞したりすることができる。同様な
方法で表計算が組み込まれたホームページを表示させこの表計算を利用したり、また一部
の人にとって有用なニュースや数値表を有料で閲覧させたりするときもある。情報をデー
タとしてユーザーの端末に残さず、データを販売する形でなく閲覧させるだけの情報閲覧
サービスに対価をとるものとしては、日本特開2 0 0 3 - 1 7 8 2 3 9 が知られている。
   このようにインターネットを利用してユーザーの要求に応じて情報を自動公衆送信し
て情報の販売を伴わない情報の閲覧等のサービスを以下「情報閲覧サービス」と呼び、デ
ータ等の情報の販売を含むものを「情報提供サービス」と呼び、これらの情報提供サービ
スを供給する者を「配信事業者」と呼ぶ。
   これらインターネットにおける情報提供サービスに用いられる支払い方式は、利用す
るたびに支払うものとしては、クレジットカードによるものと、電子プリペイドカード方
式によるウェブマネーやビットキャッシュ等が良く知られている。そのほか銀行以外のイ
ンターネット専用の前払い口座をもつ概念のものとして、日本特開2 0 0 4 - 1 6 4 5 9
8 号・日本特開平9 - 1 1 4 9 0 4 号が知られている。これらを従来技術A とする。
   またユーザーの機器に特殊な機器を組み込むものとして、日本特開2 0 0 3 - 6 0 8
1 4 号・日本特開2 0 0 2 - 1 0 9 4 2 5 号が知られている。これらを従来技術B とする

   ほかにも一定期間の購読料を受けて特定のニュース等の情報をメール配信するもの、
契約期間だけ情報を提供するサイトに対するアクセスの許可を行いその情報を自由に入手
できるようにするものが知られている。これらにはカード支払いのみならず、従来から用
いられている現金払い、銀行振込み等あらゆる方法をとりうるものである。これらを従来
技術C とする。
   本発明の基礎となる従来から知られた技術として、サーバーに個々のユーザー端末か
らユーザーのI D とパスワードを送信することにより、そのユーザーに関連付けられてサ
ーバーに記憶されている情報を当該ユーザーの端末に表示させる技術と、個々のユーザー
をサーバーが認識するためのI D とパスワードをユーザー側の端末に記憶させる技術は知
られている。
   著作物に対する著作者への報酬の支払い方としては、販売数量に比例した形で販売代
金の一部を著作料として支払う方式のものや、原稿料の形で一括して買い上げる方式が一
般的取引としてよく知られている。インターネットによる自動送信を利用した情報提供サ
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ービスに対する情報の提供者への報酬の支払いも、同様な方式がとられている。参考とし
て情報の二次販売に対する著作料を支払うシステムとして、日本特開2 0 0 2 - 2 6 9 4
6 1 が知られている。
   しかし、インターネットで用いられる従来のカード決済等による従来技術A の課金シ
ステムは、集金を行うカード会社等に手数料を支払う必要があり、必然的にそれなりに大
きな販売利益が見込まれるものしか販売できない難点があった。カード決済では支払いの
際にユーザーにその都度カード番号や氏名等の入力操作が必要であり、電子プリペイドカ
ード方式のものもカード番号の入力が必要で、まずカードを保有していなければできない
のはもちろんであるが、カードを保有していたとしても操作が複雑になり実際のところ幼
児等には使用できない欠点があった。また数十円程度の小額の自動送信される情報の対価
の支払いには手間やその時のカード情報の漏洩の可能性を考えると使いにくいという難点
があった。また支払い動作が必要なため、1 の操作で情報の自動送信要求と支払いを同時
に行なうものはなかった。
   ユーザーの所有する端末に特殊な機器を組み込む従来技術B の課金システムは、ユー
ザーが購入する機器がその分高価になることと、ユーザーの手に渡ったその機器がユーザ
ーに加工されるとシステムの信頼性が失われるという欠点があった。
   また、従来技術B では現在ユーザーが前払いした金額がいくら残っているかは、それ
なりの操作で知ることができるが、その数値を常に確認しながら有料な情報提供サービス
を受けることはできなかった。また前回はいくら分持っていて、今回支払った分はいくら
で、本日はいくら分使用しているかを確認しながら情報の購入を行なうことができるもの
ではなかった。
   定期購読方式の従来技術C は入手可能になる総情報量あたりの集金に要する費用は安
くでき、契約期間は一定の範囲の情報を自由に入手可能となり、その入手操作は簡便とな
るが、情報の個別購入はできないため、ユーザーは単一の情報がほしくても契約範囲のそ
の全ての情報に対する対価を事前に支払う契約を結ばなければならない欠点がある。また
配信事業者からすれば、同じI D を使われれば複数の人間が利用していても判別できない
ので複数のユーザーに多重に利用されるという欠点がある。
   ユーザーが何らかの事情で再度同一の情報の入手をしたい場合には再度同一料金が要
求されるのが一般的である。そのためユーザーは情報の入手で一度得た情報をデータとし
て、もしくは紙に出力して保管したいと考える。そのためサイトに存在するデータでも個
々のユーザーが所有し保管したいと考えるようになるので、社会として重複したデータを
多数保管することとなり、その整理の手間と設備が必要で社会全体として無駄が発生して
いた。
   情報提供者にとって従来の情報提供に対する報酬の支払いシステムは、販売状況や数
量を直接は把握できないものであり、報酬は販売からかなり遅れて支払われるものであっ
た。また自らも他の情報を購入したいときにその報酬を直接転用できるものはなかった。
   また、インターネットを利用して情報を配信事業者に提供した者に対する情報提供の
報酬の支払いに対しては、販売回数に対して支払われることが多いが、その配信記録を直
接見せてもらえない限り実態は把握できない。しかしそれを情報提供者に閲覧させること
は一般的にやられていない。提供者は配信事業者の報告する販売回数を信じるしかないと
いうという問題があった。更に、情報提供者側としては、著作料等の報酬をなるべく早く
受取りたいし、いつどんなユーザーが購入したかという形でのユーザーの反響を随時知り
たいわけであるが、どのようなユーザー層が購入しているかは配信事業者が興味を持って
整理して報告してもらえなければ何の情報も得られないし、多くてもせいぜい1 ヶ月単位
でその報酬が支払われることにより反響の変化を感じるしか無かった。また配信事業者か
ら入金集計後にまとめて払うという方法で支払われるので、情報提供者への支払いは実際
の販売から何ヶ月も遅れるのが一般で、販売から情報提供者の収入に結びつくのに時間が
かかるという不満があった。また、課金システムと一体化してものはなかったので、一度
換金しなければ創作のために必要な情報提供サービスに用いることも出来なかった。
   人によっては詞や詩をも見れば曲をつけたくなり歌ができる。小説は漫画に、短編小
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説が長編小説になったり、日本語の小説が翻訳されて英語の小説になったりする。日本語
の技術情報や講習資料も外国人向けに翻訳される。これら二次的著作物には原作者の権利
が強く残る。これら二次的著作物を公衆送信するためには原作者との権利の調整が必要で
ある。これまではこの権利の調整は文書であれば出版者や版権業者に、詞と曲であればレ
コード業者に委ねられていた。しかし、人間は衝動でも行動する。詩をみれば頼まれなく
ても曲を付けたくなったり、内容を知りたいという意志により翻訳したりもする。このと
き物語を絵本にするであれば出版社を通して原作者まで連絡して契約しもらい、別の出版
社に依頼して絵本としてもらわなければいけなかった。このように国内同士でも権利の調
整には大変な手間が掛かるので二次的著作物の公開は少ないのが現状である。まして海外
の原作者との連絡となると益々手間が掛かる。このようにして作られても発表されない曲
、翻訳されても公開されない翻訳文は無数に存在し放置されており、社会的に有効利用さ
れていなかった。
   本発明はこのような従来の方式が有していた問題を解決しようとするものである。第
1 の課題解決手段は一回の購入者当たりの集金手数料の割合を小さくし、一回の情報が数
十円程度の小額の情報提供サービスを一回ずつ単独に提供を受けたい場合でも集金手数料
が少なく、ユーザーの所有する機器に特殊な機器を組み込む必要もなく、既存の設備のみ
を用いて、ユーザーに毎回パスワードの入力を強いることのない、ユーザーの1 の操作に
より情報の自動送信による情報の購入ができ、連続的に情報提供サービスを受けることを
可能とした、使いやすい課金システムを得る事を目的としている。
   本発明の第2 の課題解決手段はユーザーが同じ情報の再提供を受ける場合の金銭的負
担の低減を目的としている。同時に配信業者側から見れば複数の者が共通のユーザーI D
を使用する多重利用の防止を図るシステムとなる。
   本発明の第3 の課題解決手段は、従来のシステムにおける情報提供者の側の不満を解
決しようとすることを目的としたものであり、提供した情報がまさに販売されたその時に
その販売価格の一定割合を報酬として受取るようにしたものである。このことにより情報
提供者としてはユーザーが購入した瞬間を反響として実感することができし、報酬の入金
時期の記録を見ることにより、読者の反響の時間変化を随時知ることができる。さらにこ
の販売データは配信事業者のサーバーに保存されているので、この情報をプライバシー侵
害の無い範囲で整理して閲覧すれば購入層を提供者自身が把握可能となるようにするもの
である。さらに報酬で得たポイントを換金せずに他の情報の提供を受けるために使うこと
ができるメリットがある。このように情報提供者側の利便性の向上を図ることにより有用
な情報の提供拡大を目的としている。
   本発明の第4 の課題解決手段は、二次的著作物の公開をするための原作者との権利の
調整を速やかに図る著作権報酬支払いシステムである。これまで公開されることが少なか
った二次的著作物の公開を促進し流通性を増し、二次的著作物の創作意欲を高め、もって
人類の文化および経済の発展に寄与することを目的としている。
【発明の開示】
   本発明は上記目的を達成するための第1 の課題解決手段は、サーバーに個々のユーザ
ー端末からユーザーのI D とパスワードを送信することにより当該ユーザーの端末に前出
のサーバーに記憶された当該ユーザーI D に関連付けられた変数x を表示させ、当該ユー
ザーが料金を払うとこの変数x を支払った金額に応じて増加させ( 減じ) 、当該ユーザー
端末からの1 の操作によりサーバーから情報の自動送信を指示する毎にその情報に関連付
けられて記憶されているその対価に相当する数値だけ変数x を減じ( 増加させ) 、要求さ
れた情報の提供後に変数x が事前に定めた数値未満となる( より大きくなる) 場合は新し
い情報の自動送信サービスの提供が不能となるようにしたものである。
   なお、上記かっこ書きは、変数に関する表現で「増加させる、以上、未満、差し引か
れた」の言葉をそれぞれすべて「減じる、以下、より大きい、加算された」に互いに置き
換えた場合も等価なものとなることを補足している。以下この補足は省略する。
   第1 の課題解決手段による作用は以下の通りである。まず本発明による課題解決手段
は、1 0 0 0 円単位程度のある程度まとめた金額を配信事業者に一括支払いする方式とし
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ている。このことにより情報提供サービス利用の度にはカードを参照してカード番号や名
前の入力の必要がなくなり入力するカード番号が漏洩する可能性を減らせ、カード支払い
の頻度が減ることにより手数料が削減できる。
   配信事業者のサーバーに記憶された当該ユーザーI D に関連付けられた変数x をユー
ザーの端末に表示させ、当該ユーザーが料金を支払うとこの変数x を支払った料金に応じ
て増加させる。具体的にはカード支払い等で1 0 0 0 円支払ったとき、当該変数の数値は
1 0 0 0 ポイント増えるようにしている。ユーザーにとっては支払いによって当該変数x
が増加する値は支払い金額と同一の数字となるものが使いやすいからである。
   配信事業者にとっては、ユーザーが前払いしてくれるとその時点で代金の入金が確定
するメリットがある。このときの支払いにはクレジットカードによる支払いのみならず、
電子プリペイドカードによるもの、店舗での現金払い、銀行振込み等あらゆる方法をとり
うる。配信事業者側はその方法により集金にかかる経費等が異なることを反映し、ユーザ
ーに対して支払方法により割増ポイントを設定すること等により、ユーザーに経費の安い
支払方法を選択する様に誘導することができる。
   配信事業者は、ユーザーを募るために入会時にサービスポイントを与えたり、ある一
定の金額の後払いを許容したりすることもできる。たとえば入会してくれた人に3 0 0 ポ
イントを与えることにしたり、変数x が- 3 0 0 ポイントになるまで使用できるようにし
たり、カード登録をしてくれたユーザーなど支払いが確実に見込まれるユーザーに対して
は変数x が- 1 0 0 , 0 0 0 ポイントになるまで後払いで使用できるように設定する事も
できる。この限度数値はサイト管理者が許容する範囲でユーザーが自由に設定することも
できる。
   配信事業者自身がインターネット用の回線供給者やプロバイダーである場合も、毎月
集金する前月分の回線使用料やプロバイダー契約料に含めて、情報提供料もユーザーに請
求できる為後払い方式をとる場合が多いと思われる。この場合やカード登録や銀行引き落
としにより一定期間毎に後払いで精算することをユーザーとの間で契約している場合は、
期間半ばでの支払いは無い場合が当然なので、情報提供サービスの利用を行うと数値x は
増加するようにして利用料の合計を正の数で表示するのがユーザーの感覚に合う。
   このような場合があることにより、前記したように「増加させる、以上、未満、差し
引かれた」の言葉をすべてそれぞれ「減じる、以下、より大きい、加算された」に互いに
置き換えた場合がある。
   前記したようにユーザーが自分のI D とパスワードを一度設定しユーザーの端末に記
憶させておけば、2 回目以降は面倒なI D とパスワードの入力を省略することができる技
術は知られている。自分の端末にI D とパスワードを記憶させたユーザーは、少ない操作
で自分のI D に関連付けられた変数x 等を端末に表示させることができ、情報提供サービ
スを利用することができる。このように一度保護者が設定すれば簡易な操作で情報提供サ
ービスの利用が可能なので、幼児でも自分のI D に関連付けられた数値x 等を端末に表示
させ情報提供サービスを利用することができる。
   次に情報提供サービスの利用の方法を説明する。ユーザーは自分のI D に関連付けら
れた変数x 等を自分の端末に表示させた後は、情報を受け取る度支払い画面を表示させ支
払い手続きのためI D とパスワードの入力をする必要がなく、自分の端末に表示されたホ
ームページ上から欲しい情報にリンクしているバナーやアイコンやリンクを設定した文字
等を次々とマウス等でクリックするという1 つの操作で情報提供サービスを利用すること
が可能である。ユーザーとしてはあたかも通常の無料のサイトのページを閲覧するのと同
様な使用感と速度で閲覧が可能となる。このとき新しい情報提供サービスを利用する毎に
サーバーにあるユーザーI D に関連付けられた変数x をその対価に応じた数だけ減じるこ
とにより課金動作を行なう。ユーザーは情報提供サービスの利用に対する対価の支払いを
、逐次配信事業者に対して前払い金や後払い金と清算しながら情報提供サービスの利用を
していることとなる。
   課金動作が容易であるゆえにユーザーとしては使いすぎることが不安である。ユーザ
ーは、変数x が常に画面に表示させているので常に自分の残ポイントがいくつ残っている
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かを確認しながらページ閲覧等を行うことができる。また変数x が事前にユーザーもしく
はサイト運営者側が決めた数値以下になる場合は新しい情報の自動送信が不能となるので
、見落として使いすぎる心配もない。本発明による課金システムはこのように扱いやすく
、保護者にとっては幼児等にも使用させることが出来る。その意味では本発明によるシス
テムは特に幼児等の学習教材の提供等に適している。もちろん扱いやすいということは、
全ての人に対して利点があることであり、対象が幼児に限定されるわけではない。また、
このような使いやすい課金システムがなんら新しい特殊な機器を必要とせずに、従来から
ある既存のコンピュータ端末とインターネットとサイトサーバーで実現していることに大
きな利点がある。
   さらにサーバーに記憶された個々のユーザーI D に関連付けられた変数x の今回アク
セス時の初期値x 0 と、今回アクセス時に支払いをしたことにより変数x が増加した数値
a と、今回アクセス時に情報提供サービスの利用により変数x が差し引かれた数値の合計
数値b をサーバーで記憶し、これら変数x 0 とa とb の内1 つ以上の変数をユーザーの端
末に表示させ、前出の変数x と同時に表示することが可能となるようにすることもできる

   作用として、ユーザーは自分の端末に、必要に応じて今回アクセス時の変数x の初期
値x 0 と、今回前払いしたことにより変数x が増加した数値a と、今回使用した数値b の
うちのいくつかと、現在自分で保有しているポイントx の数値の表示をすぐに確認できる
ようにして情報提供を受けることができ、使い過ぎないよう又会計が明瞭である点を確認
しながら情報提供サービスを利用することができる。
   また、第2 の課題解決手段は、情報をユーザーに提供した記録としてユーザーI D と
データナンバーと送信時刻をサーバーに記憶させ、一定の期間等一定の条件でその記憶を
残し、当該ユーザー端末からの指示により情報を自動送信する時に、この記憶と照合して
ユーザーI D とデータナンバーが一致した場合には同一のユーザーからの同一の情報の再
送信の要求であると判断し、初めて要求があった場合より変数x を減じる数を小さくする
ものである。
   手法としては、ユーザーが新しい情報の提供サービスを利用する度に、当該ユーザー
に関連付けられてサーバーに記憶された変数x を当該情報の自動送信指示動作に関連付け
られた数だけ減じ、この過去の記録と照合して一致した場合には変数x の数字を一定の数
だけ増加させる割引システム1 と、ユーザーが自動送信指示動作を行う度に変数x を減じ
る数値をこの過去の記録と照合して一致した場合には小さくする割引システム2 が考えら
れる。割引システム1 の方が、過去の記録との照合前に情報のユーザーへの送信を開始で
きるのでより閲覧等が早くできる利点がある。一方、割引システム1 では当該ユーザーの
専用ホームページに組み込まれた変数x の数値がはじめて購入する場合の必要ポイント数
以上に残ってなければ購入できないのに対して、割引システム2 の方は、当該ユーザーの
専用ホームページに組み込まれた変数x の数値が割引ポイント数以上に残っていれば購入
できる点では優れている。
   次に第2 の課題解決手段による作用を説明する。ユーザーは一度情報閲覧サービスの
利用を行った情報でも、再度閲覧したい場合がある。このような場合とか、一度購入した
データがなんらかの原因で破壊された場合とか、ユーザーがどこに情報を保存したか分か
らなくなった場合等に、ユーザーは再度同じ情報の提供を受けることを望む。本発明によ
る割引システムは、このようなときのユーザーの金銭的負担を低減するものである。ユー
ザーが過去に同一のコンピュータから情報提供サービスの利用で入手した情報を再度自動
送信指示した場合は、ユーザーの負担が軽いとなれば、ユーザーは情報をわざわざ全てコ
ピーして保存したり、紙文書として出力してファイルしたりしておく必要を感じなくなる
。これはユーザーのコンピュータの情報格納容量の負荷とユーザーの情報整理の手間を減
らし、ユーザー個人の負担が減ると同時に、社会全体として低負荷となる。
   また、人は無料であれば友人にも利用させたいと思うが、多少とも対価が必要となる
と友人であれ利用させるのには抵抗を感じる。配信業者側から見れば複数の者による多重
利用を防止効果が期待でき、仮に多重利用されたとしても多少の料金は徴収できるので家
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族的な者の利用として許容できるシステムとなる。
   第3 の課題解決手段は、ユーザーが情報提供者ともなることができる課金兼報酬支払
いシステムである。情報提供者は情報を提供する際に当該提供情報の対価を指定するか、
配信業者の提示したいくつかの候補の中から選択することができる。情報の提供を受けた
配信業者のサーバーは情報提供者より提供を受けた情報を自動公衆送信可能な状態で記憶
するとともに、当該情報に対する自動送信指示操作部に関連づけて当該情報提供者のI D
と、当該情報の提供の対価に相当する数値と、事前に決められた当該情報の提供の対価に
対する報酬率P を記憶しておき、ユーザーの端末から当該情報の自動送信指示操作があっ
た時に当該情報を自動送信すると同時に当該情報提供者のI D に関連付けられたサーバー
に記憶された変数x を当該情報の提供サービスの対価とP を掛け合わせた数値に従って増
加させる。
   作用として、情報提供者が自分の意思で情報の対価を決定できるものとなる。無料に
も設定できるので、人気にない間は無償で情報を掲載し人気が出てきたら有償とするとか
、小説の前半は無償で公開し後半は有償に設定する等、自由に設定することができる。人
気や内容、情報提供者の意思により価格が決定できるので、情報提供者は最大利益を追求
したり、読者を増やすことによる宣伝効果を期待して対価を安く設定したりすることがで
きる。
   写真画像やイラスト、小説、短歌、俳句、音楽、漫画、映画、講習用ビデオ、学習教
材等の著作物やその他有用な情報を配信事業者提供した著作者に代表される情報提供者は
、自ら情報提供サービスの対価を決定でき、一般ユーザーがこれら情報提供サービスを利
用したまさにその時に情報提供の報酬相当のポイントを入手できる。この提供状況はサイ
トサーバー内のユーザーデータにも関連付けられているので、情報を要求したユーザー層
の分布や行動をプライバシーの侵害がない範囲で逐次情報提供者が知ることが可能となる
システムである。さらにこれらの利用状況を分析して、情報提供者は次の作品等へ反映す
ることが出来、情報提供者は次の情報供給の方向性を見出す事ができる。また、このよう
な電算機により処理されるシステムは変更が難しく、税務上等色々な機会に監視し易いの
で、このような電算機で自動処理される報酬支払いシステムは信頼性が高い。情報提供者
は逐次ポイントが加算されているという事実だけでも実際に購入者を実感することができ
、更に加算ペースを解析することによっても途中でシステムの変更がないことを確認でき
るので配信事業者を信頼することができる。
   情報の再提供要求の場合に情報の対価が割引システム等により変化する場合があるが
、この時もその変化した対価に対して一定の割合で報酬が支払われる。
   このようなポイントによる報酬の支払いシステムは報酬の支払いを仮想的に行うもの
であり、情報提供者はこの変数x を換金することにより始めて実際に著作料等の情報提供
の報酬を受取ることができる。
   また著作物等の情報提供に対する報酬は、小額の対価で受けられる情報の提供に対す
る報酬であるので、その1 回の情報の提供に対する提供者への報酬は小さいものである。
この報酬を情報の提供時に逐次銀行振り込み等で清算したのでは、そのコストの方が高額
となってしまう。本システムは情報を提供してくれたユーザーのI D に関連付けられた形
でサーバーに記憶された課金システムに用いられる変数x を利用し、サーバー内での演算
処理で報酬支払いを仮想することにより行なわれるので、低コストで実現できる利点があ
る。
   また、このような著作物を始めとしたインターネットで配信可能な有用な情報を提供
したユーザーは、情報提供の報酬として加算を受けた自分の変数x を用いて情報提供サー
ビスの利用等を行なうことが出来、またこの変数x を随時換金することにより著作料等の
報酬を現金として受取ることができる。情報提供者としては提供から報酬を現金で受け取
るまでの時間を短くしたり、自由に換金時期を調整したりする事のできる利点がある。ま
たそもそも出版物やC D 等の物の形をした情報提供と異なり、インターネットを利用した
物の形でない電子情報としての本発明を利用した報酬支払いシステムを利用した情報提供
は、情報提供者自身が掲載するので、情報の収集と掲載と提供のための人件費が少なくで
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すみ、更に集金から報酬支払いまでが自動化されているのでこの集計にも人手が係らず経
費が抑えられ、情報提供者に支払う著作料等の報酬の比率を高く設定できる点でもメリッ
トがある。例えば書籍の出版であれば通常1 0 % 程度の著作料を5 0 % 程度に設定するこ
とが可能となる。また提供の為の経費が少ないということは、従来なら提供ルートに乗せ
ることができなかった需要の少ない情報を提供サービスに乗せることができるようになる
ということであり、社会に対して供給される情報の量が飛躍的に増大することを意味する

   第4 の課題解決手段は、二次的著作物の公開に用いられる著作権の調整システムを伴
った課金兼報酬支払いシステムである。情報提供者の提供する情報は多くの場合著作物で
ある。これらを変形したり翻訳したりすることにより生まれる二次的著作物の公表には原
作者との権利の調整が必要である。本発明はインターネットを利用してその権利の調整を
スムーズに進められるようにしたものである。
   二次的著作者はその著作物の公表の前に必ず原作者に連絡を取り許可を取り付けなく
てはならない。しかし原作者への連絡先はむやみに公開されるべきものではない。著名人
に対する悪意を持つ者も存在するからである。そこで本発明では二次的著作物を投稿する
ときにのみ原作者側から連絡が取れるようにしたものである。その掲載しようとする著作
物を見れば二次的著作者が善意か悪意かの判断は比較的容易に行えるからである。
   以下、具体的に説明すると、まず二次的著作者はその著作物が完成したところで紹介
文を付けて配信業者のサーバーに投稿する形で送信する。その時同時に情報提供時の対価
と原作者との報酬の案分率を提案する形で記入する。二次的著作物を受信したサーバーは
その著作物を原作者のみに自動送信可能な状態で記憶するとともに原作者へは投稿がなさ
れたことを連絡する。このとき二次的著作者のメールアドレス等の連絡先を添付する。原
作者はこの連絡を受け、当該二次的著作物と紹介文及び提案された報酬の案分率を確認す
る。これらが二次的著作者からの原作者へのメッセージとなる。原作者が当該二次的著作
物を確認した上で、原作者が非承認の場合には投稿がなされたことの連絡に添付されてい
る二次的著作者の連絡先に改良点や著作料の案文率に対しての修正点をコメントして送付
する。公開を承認する場合には自分の端末の画面から公開承認ボタンをクリックすること
により、当該作品は一般ユーザーに自動公衆送信可能な状態となり公開される。
   このような二次的著作物のように複数のユーザーによって提供された情報に対しては
、その情報の自動送信指示操作に関連付けられて情報を提供した複数のユーザーのI D と
、事前に取り決めてある各々の情報提供ユーザーに対する当該情報提供の対価に対する各
々の報酬率P i を記憶しておき、前出のユーザーのI D に関連付けられてサーバーに記憶
された変数x i をその時の情報の対価と報酬率P i を掛け合わせた数値に従って増加させ
ることで報酬を各々の提供者に支払う。
   第3 及び第4 の課題解決手段は、課金システムを情報提供者に対しての報酬支払いシ
ステムとして構築されたものである。しかしこのような課金システムと同一の変数x を用
いた報酬支払いシステムを単純に用いると、悪意を持つ者に対して無防備である。例えば
まもなく使用不能となるカードや盗難カードにより大金を払い込み直後に換金された場合
や、その者からポイントの送付を受けたものが換金する場合である。さらにはカードを使
用した場合の支払いが2 ヶ月ほど後になる事を利用して同様に大金を払い込み直後に換金
し、金利分の利益を得ようとする場合である。このような場合を考慮して、当該ユーザー
の情報提供の報酬の合計を別途サーバーに記憶しておき、この記憶した報酬額の合計を超
えた換金をユーザーが指示した場合には換金が不能となるようにしてある。
   以上のように本発明の第1 の解決手段によれば、事前にユーザーがユーザー側の端末
に自分のI D やパスワードを記憶させることにより、その後はこれらの入力をしなくとも
当該ユーザーI D に関連付けられた変数x を呼び出し、従来から用いられている前払いや
後払いすることで、ホームページ上で情報提供サービスの利用操作をすることによりすば
やく連続的に情報の提供を受けることが出来、かつ使用限度が事前に決められていること
によりユーザーが簡易にかつ安心して使用することのできる課金システムを提供すること
ができる。
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   本発明の第2 の解決手段によれば、ユーザーが一度提供を受けた情報に対して再度提
供を受けたい場合の金銭的負担を低減し、同時に配信業者側から見れば複数の者による多
重利用を防止効果が期待できる。
   本発明の第3 の課題解決手段によれば、情報提供者は自ら情報提供サービスの対価を
決定でき、一般ユーザーの利用状況をリアルタイムで把握できる。また著作料に代表され
る情報提供の報酬支払いシステムとして信頼性が高いものとなる。
   本発明の第4 の課題解決手段によれば、原著作者と二次的著作者の権利の調整が整っ
たその瞬間に二次的著作物を公開できかつその決まった報酬の案文を支払いシステムに反
映することができる。このことにより原作品の公開が二次的著作物の募集となり、二次的
著作物の創作が盛んになりより豊かな文化の発展に寄与でき、二次的著作物の流通性を向
上させ経済の発展の効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
   第1 図は、本発明の実施例のシステム構成
   第2 図は、本発明の第1 の実施例の課金システムフローチャート
   第3 図は、本発明による実施例のユーザーの端末画面の表示状態
   第4 図は、第2 図のZ 部分の拡大図
   第5 図は、本発明によるデータ情報販売を行うホームページ画面
   第6 図は、本発明による情報閲覧サービスを行うホームページ画面
   第7 図は、本発明の第2 の実施例の割引システム1 による情報提供サービスを行う場
合の課金システムのフローチャート
   第8 図は、本発明の第2 の実施例の割引システム2 による情報提供サービスを行う場
合の課金システムのフローチャート
   第9 図は、本発明の第3 の実施例の情報提供者に対する報酬支払いシステムのフロー
チャート
   第1 0 図は、本発明の第4 の実施例の二次的著作者が著作物を投稿してから一般ユー
ザーに自動公衆送信可能になるまでのフローチャート
   第1 1 図は、本発明の第4 の実施例の複数の情報提供者がいる場合の報酬支払いシス
テムのフローチャート
   第1 2 図は、本発明の第3 及び第4 の実施例の報酬支払いシステムに用いられる換金
処理のフローチャート
【符号の説明】
   1   ユーザー端末
   2   インターネット
   3   サイトサーバー
   2 1  ユーザー端末画面の第1 の部分
   2 2  ユーザー端末画面の第2 の部分( 情報閲覧部)
   2 3  ユーザー端末画面の第3 の部分
   2 4  ユーザー端末画面の第4 の部分
   2 5  ユーザー端末画面の第5 の部分( 提供情報の説明と自動送信指示ボタン表示部

   3 1  バナー
   3 2  バナー
   3 3  前ページへ戻るボタン
   3 4  閲覧中止ボタン
   3 5  自動送信指示ボタン
   4 1  アイコン
   5 0  現在閲覧している一連のページを1 ページ閲覧するときの価格の表示
   5 1  数値x 0 の表示器
   5 2  数値a の表示器
   5 3  数値b の表示器
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   5 5  数値x の表示器
   6 1  試聴ボタン
   6 2  音楽配信ボタン
   6 3  音楽データ購入ボタン
【発明を実施するための最良の形態】
   以下、本発明をより正確に記述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
   第1 図は本発明による第1 の実施例によるシステムの概念図を示しており、1 はユー
ザーのコンピュータ端末、2 はインターネット、3 は配信事業者のサイトサーバーを示し
ている。
   第2 図はそのフローチャートを示してある。個々のユーザー端末からユーザーのI D
とパスワードを送信することにより当該ユーザーの端末に前出のサーバーに記憶された当
該ユーザーのI D に関連付けられた変数x が送信され表示されるようになっている。今回
アクセス時の変数x が1 0 0 であるユーザーの端末画面に1 0 0 が表示される。当該ユー
ザーが支払いを行うとその金額に従ってこの数字が増える。本実施例では先払いを採用し
ている場合で、ここでは1 0 0 0 円を前払いした場合、変数x は1 0 0 0 増加することを
表している。この数値をユーザーは自分の所有しているポイントとして理解する。ユーザ
ーが2 0 ポイントの情報提供サービスの利用操作を行うと、この場合は前払い方式である
のでポイントがマイナスになるまでは使用できないので、この場合のユーザーが要求した
情報提供サービスの対価の数値である2 0 ポイント未満の場合は画面に「ポイントが不足
しています」と表示され、情報の自動送信は行われない。ポイントが2 0 ポイント以上で
ある場合は情報が自動送信され、変数x は2 0 差引かれる。このようにしてユーザーは通
常の無料のホームページでの閲覧等の情報の入手と同様の動作と速度で次々と情報提供サ
ービスを利用することができる。
   第3 図は本発明による第2 の実施例のシステムを利用しているユーザーの端末画面の
表示状態を示している。ユーザーの画面には、他のサイトへリンクしているバナー3 1 を
表示する第1 の部分2 1 と、自動送信されてくる情報を閲覧する第2 の部分2 2 と、サイ
ト内の他の一連のページへリンクしているバナー3 2 を表示する第3 の部分2 3 と、クリ
ックすることにより新しいページを閲覧する自動送信指示ボタン3 5 と前のページに戻る
ボタン3 3 と閲覧を中止するボタン3 4 を含む第4 の部分2 4 が表示されている。第2 の
部分2 2 にはアイコン4 1 が表示され、第2 の部分2 2 に書かれた情報の内容の更に詳し
い説明のページにリンクしている。
   第4 図は第3 図のZ 部分の拡大図を示している。現在閲覧している一連のページの1
ページ当りに対価が大きく1 0 と数字5 0 で表示されている。この1 0 という数字が現在
の1 ページの閲覧あたり変数x から1 0 を差し引くことを示している。ユーザーの所有し
ているポイントを表す変数x の数値の表示器5 5 、今回アクセス時の変数x の初期値x 0
の表示器5 1 、今回前払いしたことにより変数x が増加した数値a の表示器5 2 、今回情
報提供サービスの利用により変数x が差し引かれた数値の合計の数値b の表示器5 3 があ
り、ユーザーはこれらの数値を確認しながら情報提供サービスを利用することができる。
   数値を具体的にすると、前回アクセス時の変数x が1 0 0 のユーザーの個人用ホーム
ページにはアクセス時には表示器5 1 、表示器5 5 に1 0 0 が表示され、他は0 になって
いる。当該ユーザーが料金を1 0 0 0 円前払いすると表示器5 2 に1 0 0 0 が表示され、
表示器5 5 の数値は1 0 0 0 増加し1 1 0 0 となる。次いで当該ユーザーが有料ページを
1 ページ閲覧すると、表示器5 3 の数値は1 0 となり、表示器5 5 の数値は1 0 差引かれ
1 0 9 0 となる。1 2 ページの有料ページを閲覧した場合、表示器5 3 には1 2 0 が表示
され、表示器5 5 の数値は1 2 0 差引かれ9 8 0 となる。この時過去に当該ユーザーがこ
れらの1 2 ページの有料ページを閲覧したことがある場合には、過去の情報提供サービス
の利用の記録との照合の結果各ページの閲覧料は2 ポイントであるので表示器5 3 には2
4 が表示され、表示器5 5 の数値は2 0 差引かれ1 0 7 6 となる。この場合、初めての閲
覧はユーザーにとっては実質1 0 円、2 度目以降の閲覧は実質2 円で行なうことができる

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   第5 図は画像情報や音楽情報等の情報データを配信したり販売したりする実施例のユ
ーザー端末に表示される専用ホームページを示している。ユーザーの端末画面の中央部に
第5 の部分2 5 があり、提供情報の説明と自動送信指示ボタンが表示されている。提供す
る情報データである曲の説明と試聴ボタン6 1 と一曲全部をリピートして聴くための音楽
配信ボタン6 2 と音楽をデータとして購入する音楽データ購入ボタン6 3 が配置されてい
る。ボタンに書かれた数値がその音楽データの対価を示し、音楽配信ボタン6 2 の2 0 と
いう数値がこの音楽の配信を受けるための必要ポイントである。音楽データ購入ボタン6
3 の8 0 という数字が表示はこの音楽データを購入するときの必要ポイント数であり2 0
という数字が情報の再購入を行なうときの必要ポイント数である。この情報を初めて購入
した場合にはユーザーI D に関連付けられた変数x から8 0 が差引かれ、再購入の場合は
2 0 が差引かれることを示している。実際の実施例では初めて情報を購入してから2 4 時
間以内では再度の情報の自動送信要求に対しては、変数x は差引かれない。これはデータ
送信が途中で切れた場合やデータの送信時のトラブルによる毀損等を想定した対応である
。その後の情報データの自動送信要求操作に対しては変数x から2 0 が差引かれる。ただ
し3 年を情報提供記録の保管期間としているので、3 年の間にこの自動送信の操作がない
と次回の自動送信要求時には8 0 が差し引かれる。
   第6 図は映像や写真や漫画や文字情報やプレゼンテーション資料等の閲覧サービス提
供時のユーザー端末に表示される画面の実施例を示している。ユーザーの端末画面の中央
部に第5 の部分2 5 があり、提供情報の説明と新しいページを閲覧する自動送信指示ボタ
ン3 5 と、前のページに戻るボタン3 3 と、閲覧を中止するボタン3 4 が配置されている

   第7 図は本発明の第2 の実施例に用いられる前出の割引システム1 のフローチャート
で表したものである。前回アクセス時の変数x が1 0 0 のユーザーの個人用ホームページ
にはアクセス時には変数x 0 に1 0 0 が代入され、他の変数a とb は0 になっている。当
該ユーザーが情報提供サービスの利用操作を行うと、サーバーは変数x が1 0 より大きい
かどうか判定する。本実施例の場合は事前に定めた数値は0 としている。1 0 より小さけ
ればサーバーは「ポイントが不足しています」のコメントをユーザーの端末に表示させ、
情報を自動送信しない。1 0 以上の場合は情報を自動送信し、変数b に1 0 を加算し、変
数x からは1 0 差引かれる。この後ユーザーが提供を要求したデータナンバーが、当該ユ
ーザーのI D と関連付けられて記憶された過去の情報提供サービスの利用記録と照合し、
一致しなければ変数x はそのままで再度ユーザーは情報提供サービスの利用操作に入るこ
とができる。一致した場合は再送信と判断し、変数x は8 増やされ、ユーザーは次の情報
提供が受けられるようになる。このようにしてポイントが無くなるまでもしくは事前に決
められた数値になるまで、ユーザーは情報提供サービスを利用することができる。
   第8 図は本発明の第2 の実施例に用いられる前出の割引システム2 のフローチャート
で表したものである。前回アクセス時の変数x が1 0 0 であるユーザーのI D に関連付け
られた変数x 0 に1 0 0 が代入され、他の変数a とb は0 になっている。当該ユーザーが
情報提供サービスの利用操作を行うと、まずユーザーが利用操作をした情報の識別番号が
、当該ユーザーのI D と関連付けられて記憶された過去の情報提供サービスの利用記録と
照合し、一致しなければ変数d には1 0 が一致すれば再送信として2 が代入される。次に
変数x がd より大きいかどうか判定する。d 未満であれば有料ページは表示されず、「ポ
イントが不足しています」と表示する。d 未満でない場合は、変数b にはd が加算され、
変数x からはd が差引かれ、情報が送信され、ユーザーは次の情報提供が受けられるよう
になる。このようにしてポイントが無くなるまでもしくは事前に決められた数値になるま
で、ユーザーは情報提供サービスを利用することができる。
   次に本発明の第3 の実施例について説明する。この場合の情報提供者の提供する情報
は、文書、画像、音楽、漫画有用なデータ等、あらゆる送信可能なものが対象となる。情
報提供者は情報を配信業者に投稿する際に、すなわち送信する際に、当該情報提供サービ
スの対価d を同時に送信する。対価に対する報酬率P は一般的には事前に配信業者から明
示されているが、情報提供者との交渉で個別に決められても良い。またP は固定値でも良
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いが販売量に対する関数で定めることも出来る。
   この時、情報提供者が著名でない場合、もしくはその情報を広く知らしめたい意図に
よりd を0 を選択すると無償で公開することも出来る。前半は無償にして後半を有料にす
る等、提供者の意図により自由に設定する事ができる。このとき対価は配信業者側で設定
したいくつかの数値から選択するようにすることもできるし、限度額を予め定めておく事
も出来る。配信業者のサーバーは情報の提供を受けて、その情報を自動公衆送信可能な状
態で記憶する。その情報が小説である場合、配信業者は他の小説と共に一覧を作成し、ユ
ーザーに検索可能な状態でホームページ上に公開する。この一覧には様々な小説の自動送
信を指示するボタンが設置されており、ユーザーは一覧を見て興味を持つ小説を選択し、
ボタンをクリックすることにより購読する。
   第9 図は本発明の第3 の実施例の著作料等の提供者に対する報酬支払いシステムの部
分をフローチャートで表したものである。一般ユーザーが自分のI D を入力し、自分のI
D に関連付けられた数値x 等を呼び出し、情報の自動送信指示ボタンをクリックすること
により、すなわち情報送信サービス指示操作を行なうことにより、この操作に関連して記
憶された情報提供者のI D であるU p と情報提供の対価であるd と情報提供者への報酬率
P が呼び出される。その後、第7 図と同様のフローを経て情報が送信されると情報提供者
のI D に関連付けられたx 1 に、情報提供サービスの対価d と報酬率P を掛け合わせた数
値を加算する。
   具体的な数値を述べると、ある小説の一編の一般ユーザーに対する対価が8 0 ポイン
トであるとし、再送信時の対価は2 0 ポイントとする。著作者である情報提供者には情報
提供サービスの対価の内5 0 % の割合で著作料が支払われる契約となっている。この時P
= 0 . 5 0 であり、一般ユーザーが当該情報の自動送信ボタンをクリックすると、過去の
送信記録になければ当該ユーザーの変数x から8 0 が差引かれ、I D がU p であるユーザ
ーの変数x 1 に8 0 × 0 . 5 0 の計算値である4 0 が加算される。当該ユーザーの過去の
送信記録に一致すれば、当該ユーザーの変数x から2 0 が差引かれ、同時にI D がU 1 の
ユーザーの変数x 1 に2 0 × 0 . 5 0 の計算値である1 0 が加算される。このようにして
情報提供の報酬の情報提供者への支払いが仮想的に行なわれ、このx 1 がある程度蓄積さ
れたときに情報提供者の指示により換金されることにより、初めて実際に情報提供者に情
報の提供の報酬が支払われる。
   本発明の第4 の実施例は二次的著作物の投稿から掲載時の著作者への報酬支払いまで
に関するものである。第1 0 図のフローチャートをベースとして説明する。二次的著作者
は配信業者のホームページに掲載された著作物を見て、二次的著作物を創作する。原作品
が小説であれば、挿絵を入れたり、漫画化したり、翻訳したりすることが対応する。次に
完成した二次的著作物を配信業者に投稿する際に、二次的著作者は原作者に対して著作料
の案文を提案する。この案文率は原作の人気や原作者のネームバリューから配信業者側で
翻訳者には4 0 % 等予め定めて提示しておくことも出来る。著作料の案文以外の基本契約
は配信業者の方で基本契約として公開しているものになる。当該著作物の投稿を受けたサ
ーバーは当該二次的著作物を原作者にのみ自動送信可能な形で記録するとともに、二次的
著作物が投稿されたことをそのアクセス方法と二次的著作者への連絡方法とともに連絡す
る。原作者はこの二次的著作物が自分の名誉等を傷つけていないか、原作の意図するもの
と異なるものとなっていないか、基本契約に付け加えるべき項目はないか、著作料の案文
は適当かといった点を確認した上で一般公開の承認の操作を行なう。原作者がサーバーに
アクセスした状態で当該二次的著作物の公開承認ボタンをクリックすると、まさにその瞬
間に当該著作物は一般ユーザーに自動送信可能となる。そして同時に原作者と二次的著作
者に報酬が支払われるようになる。否認する場合、理由や改善すべき点、基本契約に追加
する契約内容などをメールなどで二次的著作者に連絡する。これを受けて二次的著作者は
承認を貰うべく作品を改善し契約を整えて再度投稿し、原作者が確認する。
   第1 1 図は本発明の第4 の実施例のように原作者と二次的著作者等、複数の著作者が
存在する場合の著作料等の報酬支払いシステムの部分をフローチャートで表したものであ
る。その情報提供者の情報が音楽情報であり、その一般ユーザーに対する対価d が8 0 ポ
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イントであるとし、再送信時の対価d は2 0 ポイントとする。その情報提供ユーザーは2
名であり、作詞作曲家であり企画者であるユーザーI D がU 1 のユーザーには対価のP 1
の作詞作曲料、演奏家であり歌手でもあるユーザーI D がU 2 のユーザーには対価のP 2
の演奏料が支払われる契約となっていた場合を現している。この情報の送信動作に関連付
けてサーバーには( 8 0 , 2 0 , U 1 , P 1 , U 2 , P 2 ) の情報が記憶させてある。
   より具体的にするため、以下、著作者への報酬率が5 0 % でU 1 とU 2 のユーザーの
案分が6 0 : 4 0 である場合で示す。P 1 は0 . 5 0 × 0 . 6 0 = 0 . 3 0 、P 2 は0 .
5 0 × 0 . 4 0 = 0 . 2 0 となる。一般ユーザーがその音楽情報提供サービスの利用操作
をすると、過去の送信記録になければ当該ユーザーの変数x から8 0 が差引かれ、同時に
I D がU 1 のユーザーの変数x 1 に8 0 × 0 . 3 0 の計算値である2 4 が、I D がU 2 の
ユーザーの変数x 2 に8 0 × 0 . 2 0 の計算値である1 6 がそれぞれ加算される。当該一
般ユーザーの過去の送信記録に一致すれば、当該一般ユーザーの変数x から2 0 が差引か
れ、同時にI D がU 1 のユーザーの変数x 1 に2 0 × 0 . 3 0 の計算値である6 が、I D
がU 2 のユーザーの変数x 2 に2 0 × 0 . 2 0 の計算値である4 がそれぞれ加算される。
このようにして情報の提供の報酬が複数の作者に支払われる。
   次に図1 2 は本発明の著作料等の提供者に対する報酬支払いシステムの換金処理のフ
ローチャートを表したものである。サーバーにはその情報提供者であるユーザーの過去の
情報提供に対する報酬の合計を変数y として記憶させてある。当該ユーザーの持つ変数x
の中から、当該ユーザーがそのうちのz を換金しようと端末から指示した場合、サーバー
で変数x とこの換金指示にあるz を比較し、x の方が大きくなければ「ポイントが不足し
ています」とユーザー端末に表示させ換金指示に応じない。この時x の方が大きい場合で
も、次に記憶してある変数y とこの換金指示にあるz を比較し、x の方が大きくなければ
「報酬以上の換金指示となっています」とユーザー端末に表示させ換金指示に応じない。
ここでy の方が大きい場合に初めてz 分の換金処理を行なう。このようにしてサーバーは
不正が想定される換金指示に対して、判断し対応する事ができる。更に換金処理と同時に
x とy からそれぞれz を差引き、換金分の数字処理を行なう。
【産業上の利用可能性】
   これまでの印刷物を用いた新聞や書籍や漫画本、C D による音楽情報の販売に変わっ
て、インターネットによる情報提供はますます盛んになっていく。今後は一般的授業や講
習や講演もこの情報の閲覧サービスにより提供されるようになると予想される。本発明は
インターネットを利用した対価が必要な情報提供サービスに用いられる課金システムに利
便性をもたらすもので、情報提供サービスの発展に重要なものである。
   また本発明はインターネットに利用される課金システムを報酬支払いシステムに応用
したものである。情報提供者はその報酬の受け取りに利便性の恩恵を受けるので、情報産
業に提供される情報量が増大する効果がある。
   また本発明は二次的著作物に対する原作者と二次的著作者の連絡を行いやすし、その
公開と著作料の案文に合わせた報酬支払いを速やかに実施するシステムである。これは二
次的著作物の公表を即す上で重要で、二次的著作物の創作意欲を刺激し、二次的著作物の
増加と商品性の向上という形で経済の発展に寄与する。例えば二次的著作物の中でも国際
間の翻訳による著作物のビジネスに対して想定すると有用であることが理解できる。これ
まで出版物を翻訳して公表したいと考えても、原作者や版権を持つ海外の権利者との権利
の調整が難しく、まず版権販売業者の目に叶わなければ機会が無く、前例があり且つかな
りの利益が見込まれるものしか翻訳され公表されない場合が多いからである。本発明はイ
ンターネットを利用してこの交渉を単純化し時間を掛けないで行なえるようした。その結
果、権利調整に時間が掛かることにより商品性が下がり翻訳の機会を逸してしまう場合が
減少し二次的著作物の供給が増加し、情報産業上有用である。また出版と異なり印刷とい
う手間の要らないインターネットによる自動送信を基本としていることにより、より少な
い見込み利益に対して翻訳物が公表できるので翻訳書のような二次的著作物公表の機会を
増やし情報産業の発展に寄与するものである。
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【図1 】

【図2 】

【図3 】

【図4 】


【図5 】


【図6 】


【図7 】


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【図8 】

【図9 】


【図1 0 】

【図1 1 】


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【図1 2 】


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(56)参考文献 特開2003-316964(JP,A)
特開2003-248783(JP,A)
特開2004-070606(JP,A)
特開2002-055992(JP,A)
特開2003-296559(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-50/00
JST7580(JDream2)
JSTPlus(JDream2)
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