発明の名称: 回生機としてエキスパンダーを備えた容積型機関
技術分野
[0001] 本発明は、気体の圧力エネルギーを動力に変換する回生機としてエキスパ
ンダー(容積型膨張機)を備えた容積型機関のパーシャル効率改善に関する。
背景技術
[0002] エキスパンダーは、これまでランキンサイクルなど高い圧力の動力変換に
利用されてきたので、常に膨張比が不足した状態で使われていた。そのため
回転数変化に対してバルブタイミングを変化させることはあっても、吸気圧
の変化に対してバルブタイミングを変化させる考えはなかった。
[0003] 容積型機関の排気の圧力エネルギーの回生にエキスパンダー(容積型膨張機
)を回生機として用いることは知られている(特許文献1参照)。回生機と容
積型機関との間の動力伝達機構に変速機を介したり(特許文献1参照)、こ
の回生機の出力で発電機を駆動したり(特許文献2参照)することで、回生
機の回転数を容積型機関に対して調整可能とし、パーシャル時のガス流量の
低下に対応することは知られている。
特許文献1:特開2006-348947 図13
特許文献2:特許第378725号図2
発明の開示
発明が解決しようとする課題
[0004] エキスパンダーは一般的には膨張比が固定されているため、吸気圧が低下
した場合には、エキスパンダーの内部でガスが過膨張することになり、ポン
ピングロスが発生する。回生機としてエキスパンダーを用いた場合、機関全
体がパーシャル状態となり容積型機関の排気圧が低下すると回生機の効率が
低下するので問題となる。
[0005] ガス流量の低下に対して、回生機と容積型機関との間の動力伝達機構に変
速機を介し、回生機の回転数を調整可能としようとする場合、無段階に変速
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